先日補聴器の誤食をしたパピヨンの子が来ました。

飼い主さんのポケットから落ちた一瞬の隙に口にして噛み砕き

飲み込んでしまったそうです。

レントゲンを撮ったら噛み砕いてバラバラになった補聴器が

はっきり写っていました。

いつも通り点滴と催吐剤を入れて吐かせましたが

直前に食べさせた缶詰を少し吐くだけで補聴器は出てきませんでした。

2回催吐剤を入れて吐かなく、便から出る大きさのため

本来ならこれで様子を見るところですが

その補聴器には電池が入っていて、電池の種類によっては

早めに取り出さないと胃に穴が空いて命に関わることがあるので

麻酔をかけて手術をするかどうかの判断が必要でした。

ですが、この子は高齢なのと心臓病があり、麻酔をかけるリスクもある為

まずは補聴器のメーカーに電話をしてどのような電池が使われているかなどを聞き、

その後中毒110番というところに電話しました。

そして使われている電池は空気亜鉛電池というものだと分かりました。

この電池に限らず、胃の中に24時間以上、体内に48時間以上留まるような時は

手術が必要ですが、この子は点滴を入れて少し時間が経ってから

レントゲンを何回か撮ったら胃から腸の方に移動していた為

翌日まで様子を見ることになりました。

翌日朝イチでレントゲンを撮ったら、少し移動してはいましたがまだありました。

またこれでお昼まで様子を見ることになりましたが、

なんと帰って散歩していたら便から電池と補聴器の破片が出てきたとのことでした!

もう一度レントゲンを撮り、破片は少し残っていたものの

とりあえず電池は出てきたので一安心しました。

これでまた残りの破片が出てくるまで様子見になりました。

そして、なんと6日後に残りの部品が出てきました!

 

わんちゃん、ねこちゃんは飼い主さんのにおいが付いたものが大好きで

思いもよらぬものを一瞬の隙をついて誤食してしまうことがあります。

何かを誤食した際はすぐお電話ください。

そして来院の際は誤食した残りやその誤食したものと同じものがあればお持ちください。

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