今回は糖尿病によって引き起こされる症状についてお話しします。

糖尿病は白内障を引き起こすことがあります。

血液の中に大量にブドウ糖があるため、

このブドウ糖が水晶体の中にも流入して不透明にさせてしまいます。

水晶体だけでなく、硝子体も白く濁ることがあります。

 

また、重症化すると糖尿病性ケトアシドーシスという状態を起こします。

インスリン不足から糖質をエネルギーとして利用できず、

代わりに脂質をエネルギーとして利用した場合、

ケトン体という物質が大量に作られます。

ケトン体は効率良くエネルギー変換されないばかりか、

それ自体が毒性を持っています。

このケトン体が体に大量に溜まり、

体液が酸性に傾いている状態をケトアシドーシスと呼びます。

この状態になると重篤で危険です。

 

また、猫で多く見られる糖尿病の合併症に

糖尿病性ニューロパシーと呼ばれる状態があります。

人では手指のしびれのような軽度の状態で自覚症状として表れますが

猫の場合、下半身の麻痺などの重篤な症状を示すようになって

初めて気づかれるケースも多いそうです。

この症状として、かかと部分を地面につける独特の歩様があります。

このように糖尿病はさまざまな症状を引き起こします。

糖尿病を発症させる要因として肥満、長期にわたるストレス、

膵炎、他の内分泌疾患、感染症、高脂血症、遺伝的要因、自己免疫疾患など

数多く挙げられますが決定的な要因は分かっておらず、

いくつかの素因が複合して発症するようです。

特に肥満はさまざまな病気の原因になり得るので

これからの暑い季節は特に体重管理に気をつけましょう!

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