犬種紹介(ポメラニアン編)
今回の犬種紹介はポメラニアンです。
サモエドが祖先犬と伝えられていて、
東欧のポメラニア地方でやや小型化されたものが、
18世紀以降に英国で愛好され、
さらに19世紀中頃から小さいタイプが流行し、
今日の犬種に固定されました。
特にビクトリア女王が愛好したことから流行り出したそうです。
性格は活発で飼い主に対して忠誠心が強く、
物覚えが良いので訓練しやすいとされています。
毛足が長く綺麗な被毛が特徴的ですが、
アロペシアxと呼ばれる脱毛症になってしまう子が多いです。
よくポメハゲと呼ばれます。
原因はハッキリと判明していない病気ですが、
特にポメラニアンを始めとする北欧犬種、
シベリアンハスキーやアラスカンマラミュートなどが
この病気になりやすい傾向にあります。
症状は脱毛のみで健康状態に問題が出ることはありません。
また被毛に関して、夏場になるとよくサマーカットとと呼ばれる、
バリカンで体の被毛を刈るカットがありますが、
毛を刈ったからといって涼しくなるわけではありません。
被毛は断熱材の役割をしているので、
寒さだけではなく暑さや直射日光を遮断してくれるので、
とても重要な役割をしています。
そのため安易に被毛を短くしてしまうと
毛が生えてこなくなってしまったり、
皮膚を守る機能が失われたりするので注意しましょう。
ただ、換毛期などに抜け毛をそのままにしておくと、
熱が篭りやすくなるので、
しっかりブラッシングをしてあげて管理しましょう。
ささ
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