猫の甲状腺機能亢進症
高齢猫に多い内分泌異常症で甲状腺ホルモンが過剰に分泌される病気が
甲状腺機能亢進症です。
甲状腺ホルモンとは、動物の活力を増進させるホルモンです。
これが過剰に分泌されると、猫の活性が上がり、
元気が良いを通り過ぎて怒りっぽくなり
さらには凶暴性を見せることもあります。
食欲旺盛になりますが太らず痩せてしまう事が多いです。
目がらんらん、変な鳴き方をする、歳を取って短気になったり、
怒りっぽくなったりなどの性格の変化で気づくこともあります。
放置しておくと、心疾患、腎疾患、失明など
さまざまな症状を伴いながら衰弱してしまいます。
なので、甲状腺ホルモンを低下させる治療をしなくてはなりません。
実は当院のクロもこの病気なので毎日薬を飲んでいます。
クロは性格や鳴き方の変化があったわけではありませんでしたが、
シニアなので定期的に検査していてその中で
甲状腺の値が高いことが分かりました。
今はチロブロックという薬を飲んでいるおかげで甲状腺の値は落ち着いています。
みなさんも何か気になることがありましたらご相談ください。
愛玩動物看護師 塩
御代田町あさま動物病院は
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