夏の時期の管理
8月に入り、ますます暑さが増しています。
特に心臓病の子は温度・湿度の変化で体調が変わりやすいので
よく見てあげるようにしましょう。
エアコンがあるようでしたら無理せずにかけましょう。
心臓病が悪化すると心臓の弁の締まりが悪くなり、
特に僧帽弁閉鎖不全症では肺の方に血液が逆流し
余分な水分が肺に溜まり酸素交換できなくなり苦しくなってしまいます。
そうなるとハアハア苦しそうな呼吸をしたり、
舌の色が紫色(チアノーゼ)になってしまいます。
その場合は緊急なので、姿勢を無理に変えず、
縦抱きではなく横向きで胸を圧迫しないように連れてきてください。
それと心臓病の子以外でも温度、湿度に気を付けなければいけません。
我が家の猫は西日のあたる一番暑い午後の時間に二階の部屋にわざわざ行き
お昼寝をしていることがあります。
なんでそんな暑い所に行くのかといつも思うのですが、
その場合は強制的に一階の涼しい所に連れていきます。
そうすると快適そうにそのまま寝ます(笑)
それと扇風機も程よくあたるようにかけます。
場合によっては、うちはエアコンがないので冷風機をつけるようにしています。
なかには、知らないうちに押し入れに入って
熱中症になってしまうねこちゃんもいるので
そこまで気を配るようにしています。
まだまだ続く暑さに気をつけながら夏を過ごしていきましょう。
愛玩動物看護師 塩
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