泌尿器の病気に気づくには尿検査
当院では血液検査よりも手軽に出来る検査として
血液検査よりも定期的に尿検査をする事を
お勧めしています。
尿検査は動物の泌尿器系の不調を見つけ出す
大切な検査です。
泌尿器系は尿の生成に関わる部分で、
具体的には腎臓、尿管、膀胱、尿道を指します。
尿は血液中の老廃物をろ過して作られます。
その尿を作っている臓器が腎臓です
腎臓の中の糸球体でろ過され、ボーマン嚢に出たものを
原尿といい、腎臓から膀胱に行く尿管を通る間に
必要な成分が再吸収され濃縮されたものが尿となり
膀胱に溜まり、尿道を通って排泄されます。
その為尿に異常があると泌尿器系や代謝経路、血液に
異常がある事を示しています。
なので手軽に出来る尿検査を血液検査より頻繁にして
早期発見、早期治療で少しでも長生きしてもらいたいなと思います。
愛玩動物看護師 掛