熱中症に注意
5月21日に環境省から初めてペットの熱中症に対して注意喚起が出されました。
犬の熱中症は年間約1000件に及んでいるそうです。
ポスターに記載されているように、
飼い主さんがお買い物に行っている間に、
ワンちゃんを車に残していくと車内が高温になり、
熱中症を引き起こしてしまうケースがあります。
窓を開けていたり、冷房をつけていても、
停車中の車はさほど温度が下がらないので、
たとえ短時間であっても危険です。
体を被毛で覆われているワンちゃんはごく一部でしか汗をかけないので、
人のように汗をかいて体温調節することが難しく、
口で「ハッハッ」と呼吸して水分を蒸発させようとします。
しかし気温や湿度が高かったり気道に疾患があったりすると、
上手く蒸発できず体温が下がりません。
体温が高い状態が続いてしまうと臓器不全に陥ってしまいます。
なので涼しい環境でお留守番させましょう。
暑さや高湿度にまだ慣れていない今の時期から注意が必要です。
特にパグ、ブルドック、ボストンテリアなどの
短頭種は熱中症のリスクが高いので要注意です。
もしも熱中症かな?と感じたらシャワーの冷水で冷やしたり、
血管が多くある首元、脇、お腹を保冷剤などで冷やして、
病院へ向かいましょう。
ささ
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