お薬について。
動物にお薬を飲ませるのに、苦労したことはありませんか??
おいしいものに混ぜ込んでも、周りのおいしいところだけ
食べてお薬はペッと出されてしまったり…
いつも食べているごはんに振り掛けたら、ご飯まで食べなくなったり。
飲み込んだと思ったら忘れたころに床に落ちていたり…
よく見たらお口の周りの毛の中に紛れていたり。
お薬の飲み忘れがあると、症状が改善しなかったり、検査の結果が正しくないことがあります。
難しいお話になってしまいますが、お薬を飲むことで血液中のお薬の濃度が上がっていきます。
↓こちらのイラストをご覧ください。
ですので、例えば1日2回、1回1錠のお薬を朝あげなければならなかったのを
飲み忘れてしまったり、あげ損ねてしまったからと言って、
夜にまとめて2錠与えたりすると、危険な状態になる可能性がありますので絶対にやめましょう。
飲み忘れがあった場合は、動物病院にご相談くださいね♫
動物にお薬を飲ませる方法はいくつかあります。
①そのまま飲ませる。
※こちらの画像はインターネットよりお借りしました。
お口を開けさせて、直接口の奥にお薬を入れ、注射器でお水を入れてあげる方法です。
ごはんや匂いの変化に敏感な子は、お薬をかけたり混ぜたりすると、
ごはん自体食べなくなることがあるのでこちらの方法がおススメです。
②とっておきのおやつと一緒に与える。
ただし、今まで食べていたものにお薬を加えると匂いや味の違いに気づいてしまい、
そのおやつを嫌いになりかねないので、
今まで使用したことのないおやつで与える必要があります。
③お薬を与える用の専用のトリーツを使う。
さまざまなメーカーから、お薬を与えやすい形状の専用トリーツが販売されています。
お薬の種類によっては食事と一緒に与えられないものがありますので、注意が必要です。
などなど方法はたくさんあります。
どうしても飲ませられない場合は、直接やり方もレクチャーできますので、
お気軽にご相談くださいね♫
佐