寒い時期になりやすい病気
実は私…コロナウイルスになってしまい、1週間ほど
お休みをいただいていました😅
コロナウイルスになるのは今回が2回目でした。
今回は 喉に少し違和感がある程度で、初期症状は
発熱するまでほとんど症状がなかったので
いつも通り生活してしまい、今考えると怖いです。
幸いにも家族や周りの人達にうつることはなかったので
良かったのです。
寒くなり、動物達も体調を崩しやすくなります。
そこで、〈冬に多い犬・猫の病気について〉
紹介したいと思います。
●泌尿器系の疾患
寒い時期は運動量やお散歩の時間が減り、喉が渇き
にくくなり飲水量が減ります。
それに伴い排尿回数が減り、膀胱炎になることがあります。
尿量が減り、尿も濃縮され尿石症や尿路感染症も
起こりやすくなります。
腎臓に持病がある場合は、特に悪化しやすいので
注意が必要です。
水の置き場の数や、ウエットフードを利用すること、
水が冷たくなりすぎないよう気にしてあげるなど、
なるべく水を飲んで貰えるような工夫をする事が大切です。
●呼吸器系の疾患
空気が乾燥し気温が下がる冬は、鼻や喉の粘膜が弱り
刺激を受けやすくなります。
また、ウイルスが活動しやすくなり、呼吸器粘膜の防御機能も
下がるので、呼吸器系の疾患や感染症にかかりやすくなります。
犬カゼとも呼ばれるケンネルコフ(子犬に多い)や
猫カゼと呼ばれる疾患、猫ウイルス性鼻気管炎や
猫カリシウイルス感染症は混合ワクチンにより予防できるので
毎年きちんと受けましょう。
●関節の疾患
運動不足になりがちな冬は、肥満気味になったり
筋肉の衰えから、急に走ったり動かした際に
関節を痛めてしまう事があります。
急激な運動は避けましょう。
関節炎の予防には、太らせないことがいちばん大切です。
体重管理をしっかりしましょう。
また、フローリングは滑りやすいため踏ん張りづらく、
関節に負担がかかります。
足腰を守るためフローリングを敷くなどの工夫をしましょう。
※冬はやけども多くなる季節です。
ストーブに近づきすぎてやけどをしたり、
ホットカーペットの上で長時間寝ていて、
低温やけどする事もあります。
こたつの中で寝入ってしまい、のぼせることもある
ので注意して見てあげましょう。
今回コロナになり改めて感じたことは、少しでも体調に
違和感を感じた時は、周りに迷惑をかけないためにも
気をつけて行動しないといけないなということです。
本格的に寒くなり、人も動物も体調を崩しやすい時期なので
しっかりと体調管理をして気をつけましょう😌
愛玩動物看護師 佐