毛の色
毛色が特徴的なシャム猫ちゃん。
シャム猫ちゃんを飼っている方は、
「なんだか毛の色が濃くなった?、薄くなった?」
と思ったことはありませんか?
気のせいではなくシャム猫ちゃんのような、
毛色の子は温度によって毛の色が変わると言われています。
2005年にシャム猫で発見された『サイアミーズ遺伝子』
と呼ばれるものが関わっています。
この遺伝子は温度が低くなると働き始めるため、
温度変化によって毛色が変わります。
お母さんのお腹の中にいる時は平熱の38度前後ですが、
生まれて外気に触れると、
顔、耳、足、尻尾の末端が冷え始め、
メラニン色素の合成に関わるサイアミーズ遺伝子が、
働き始め次第に、濃い色へと変化していきます。
子猫のうちは白猫な理由もここにあります。
また、温度変化と関係するため、
夏場は日光を吸収し過ぎないように薄く、
冬は日光を吸収しやすいように濃くなるとも言われています。
パーマン、ラグドール、バーミーズなどの猫種も同様です。
可愛らしい毛色に隠された秘密でした🐱
ささ
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