猫のデンタルケア①
先日、東京まで猫のデンタルケアのセミナーに行ってきました。
猫ちゃんは、デンタルケアをしないと口内炎になり
ごはんを食べられなくなる子が多いので、
なにかうまくできる方法があればと思い行ってきました。
猫ちゃんのデンタルケアのイメージは
難しいイメージがあるかと思いますが
慣れてしまえば意外と難しくないようです。
まず、猫ちゃんの歯の構造ですが
歯数:乳歯26本 永久歯30本
歯列:切歯 上下6本ずつ
犬歯 上下2本ずつ
臼歯 上下7本ずつ
となっていて奥歯まで全部尖っています。
犬猫の口の中はアルカリ性で虫歯はありません。
(虫歯は酸性でなりやすいです)
しかし、猫の2歳以上の約80%が歯周病だそうです!
歯周病と歯肉口内炎の原因は
■歯垢・歯石の沈着
■外傷・慢性疾患などによる免疫力低下
■1歳未満で発症する場合、ウイルスや栄養不良による免疫力の低下
などです。
症状は
■口臭・流涎
■食べにくそうにする、ドライフードを嫌がる
■口を痛がる、出血する
■顔が腫れてしまう
などです。
治療は
■内服薬
■サプリメント
■スケーリング
■抜歯
などです。
猫にデンタルケアをおこなうことのメリットは
■口腔内のケア
■口に触れることで診察・投薬がスムーズになる
■病気の早期発見に繋がる
■愛猫と触れ合う時間にキレイだと過ごしやすい
などがあります。
今回のブログでは基本的なことについてお話ししましたが
次回からやり方や何を使えばいいかなどお話をしていきたいと
思いますのでご期待ください。
塩