猫の甲状腺機能亢進症について

甲状腺機能亢進症は猫において代表的な内分泌疾患で

甲状腺ホルモンが過剰に産生・分泌される疾患です。

多くは8歳以上の高齢で発症し、性別差や好発種はなく、

どの猫でもかかり得る疾患です。

その症状の多くが加齢に伴う変化に近く、

特徴的にみられるとは限らないので診断が遅れてしまいがちです。

主な症状は体重減少・嘔吐・下痢・興奮や攻撃性の発現

多飲多尿・被毛粗剛などさまざまです。

血液検査でわかるので上記の中で気になる事がある時は

一度検査を受けてみるといいです。

検査で甲状腺機能亢進症と診断された場合治療は

内科療法・食事療法・外科療法ですが主には

内科療法の内服薬になります。

お薬ちりょうを始めた場合は定期的な検査が

必要なのとお薬を辞めたりは出来ないので、

あげるのが難しいなど問題が出てきた時はスタッフに

相談してアドバイスをもらいましょう😊

少しでも気になる症状がある人は今秋の健康診断の時期なので

先生と相談して一緒に検査するのといいです

愛玩動物看護師 掛