猫ヘルペスウイルス感染症について

猫ヘルペスウイルス感染症とは、猫ウイルス性鼻気管炎とも呼ばれる、

猫に結膜炎や鼻炎などを引き起こす感染症のひとつです。

「猫風邪」とも呼ばれ今の時期多い病気です。

さまざまな症状を引き起こし、一度感染すると体の中に潜んで

体力や抵抗力が弱ると再発します。

最初はくしゃみや目が赤く涙っぽいなどという症状から始まります。

そして、発熱や元気消失、食欲不振などを伴います。

 

最近来院した猫で、結膜炎になり検査をし猫ヘルペスウイルス感染症だと

判明したことがありました。

その猫は目が赤く腫れあがりとても痛々しい状態でした。

目薬をさしたり、抗生剤を飲んだりと

症状が改善するまでに時間がかかることがあります。

特に子猫の場合は結膜炎が重症化すると眼球癒着になり

目が開かなくなってしまう事があります。

その場合は目薬を使い、目を開いてあげることが大切です。

 

猫ヘルペスウイルス感染症にはワクチンがあり、予防することができます。

子猫のうちは初年度に3回ないし2回注射し、

その後1年に1回注射していくことで免疫がついてきます。

なので、子猫を保護したり、飼い始めた方は

しっかり予防していきましょう。

外に出ない猫でも、病院へ来た時や

もしもの災害の時に避難所などに避難して

そこで感染するリスクもありますので

ワクチン接種は大切です。

ワクチンは、万が一副作用が出てもすぐ対応できるように

一日見ていられる日の午前中にお越しください。

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