痒みの原因は??
涼しい日が続きますね^^
人も動物もようやく過ごしやすい気候になってきました。
ところで最近、目の周りが赤くなったり、足の裏をとても痒がる子たちが多く来院されます。
かゆいかゆいかゆいかゆい!!!
なかには、痒さのあまり搔き壊してしまい、傷ができてしまう子もいます。
いったい原因はなんだと思いますか??
検査をしてみないと診断を確定することはできませんが、
この時期に多い原因は「ブタクサの花粉によるアレルギー」なんです。
人でもこの時期目が痒くなったり、くしゃみが出たり、鼻水が出る人がいますよね。
実は私もブタクサアレルギーですが、抗アレルギー薬を飲んでいるので症状は落ち着いています。
ですが、薬を飲まなければ途端に症状が現れて、とてもつらい思いをします。(へっくしょん・・・)
動物も同じでブタクサに対してアレルギーを持っている子は、
お散歩時にくっついた花粉によって、足の裏や眼が痒くなったり、
皮膚が赤くなったりして、搔き壊して傷を作ってしまうのです。
放っておけばその傷からバイ菌が入って、悪化してしまうこともあります。
また、眼球に傷を作ってしまうと、とても大変です。
そうならないためには、「痒みのコントロール」が欠かせません。
お薬を用いて、痒みを減らしてあげることでストレスも軽減され、
搔き壊して傷ができることもなくなり、快適に生活することができます。
もし、ご自宅の動物で特に足の裏や目の周りを痒がっている子が居ましたら、
傷がひどくなる前に早めに診察にいらしてくださいね(*^_^*)!
ですが!!
冒頭にも書いた通り、まずは獣医師による診察が必要です。
違った原因で痒くなることもありますので、動物と一緒にご来院くださいね(*^_^*)♡
佐