適切なごはんを

子犬や子猫が来て体つきをチェックすると少し痩せ気味の子がいたりします。

購入先で言われたままのごはんの量をずっと与えていたりする場合が多いのですが、

成長期なので食べ具合や体格を見てごはんを増やしていかなければなりません。

また、栄養のバランスが偏った質の良くないごはんを与えていると

骨格、皮膚や毛の質、便や尿などいろんなところに影響してきます。

約生後6ヶ月でおとなの体格になるので、様子を見て

その子に合った適切な量のごはんを与えるようにしましょう。

しかし、その時期に避妊・去勢のタイミングになるのですが

避妊・去勢を行ってからはホルモンバランスの変化があるので

今までの子犬・子猫用のカロリーの高いごはんを与えていると

太りやすくなってしまいます。

避妊・去勢後用のカロリーの抑えたごはんがあるので

それらを使い毎回量を測って与えるのがおすすめです。

実際、避妊・去勢してからワクチンなどで来院し久しぶりに会うと

お腹につかめるくらいの脂肪(当院ではおまんじゅうと呼んでます笑)があったり、

くびれがなくなっていたりします。

以前もブログでお話ししていますが、肥満は

糖尿病、心臓病、関節炎、尿路疾患など万病のもとです。

そうならないためにも適切なごはんを適切な量与えるようにしましょう。

愛玩動物看護師 塩