治療から未病へ。
健康診断など、普段のケアを大切に。

現在ペットも高齢化が目立つようになってきました。病、老、死からペットも逃れられません。しかし、定期的な健康診断により発見が早ければ、とか、普段のケアをしていたら大きな手術にならなかった、と感じることも増えています。
可愛らしさや、容姿は変わらないから、ペットが老化期に入っていることを忘れてしまいがちです。犬の平均寿命は15歳、猫は18歳。10歳ぐらいから老 化が始まっています。この頃からの健康診断は、とても大切。その費用を惜しんで、後に手術で大きな負担、ということだけでなく、ペットへの思いやりとし て、おすすめしています。
健康診断により、エサの種類を変えたり、運動量を調節したり、という対応が早期に可能です。人間でも、年を重ねれば、食事の好みや量が変化したり、体の使い方にも配慮が必要になるのと同じです。

当院おすすめ"五感でできるケア"

当院がおすすめしているのが、"五感でできるケア"。ブラッシングと歯みがきは、お家でできる、簡単で、とても有効なケアです。是非、続けて ください。ただ可愛いと、同じところをなでるのではなく、ブラッシングは、体中に触れるので、しこりなどの変化も見つけやすくなります。人間は五感とい う、すばらしい機能を持っています。心も含めた六感を、愛するペットに働かせてください。

痛みや負担の少ない治療や手術

当院では、痛みや負担の少ない治療や手術を心がけています。人間と同様、痛みはペットにとっても大きなストレスであり、心身の回復力にも影響が出ます。
これからも、新しい治療・技術の習得はもちろん、普段のケアと術前後のケアにも力を注ぎ、ひとつの命にしっかりと向き合って行きます。