猫ちゃんとの共存を考える。

今年の夏は例年に比べ一段と暑いですね!

思い返せば春も比較的暖かかったように思います。

人も過ごしやすいということは、野良猫ちゃんたちも過ごしやすい環境です。

また、繁殖もしやすく生まれた子猫ちゃんたちの生存率も上がってきます。

ということで…今年度、当院だけでも里親さんにお送りした子猫ちゃんの数は

なんと10匹以上!!!!!!

そして、現在もミルクボランティアさんにお願いしている子猫ちゃんたちが、

まだまだたくさんいます。そこで考えたいのは、

どうしたら子猫ちゃんたちがその地域に過剰な数にならないか、

ということです。一概にすべてが悪いとは言えませんが、やはり、

外の猫ちゃんたちにキャットフードを余るほどあげていれば

栄養状態がよくなり、繁殖力が増すため子猫ちゃんもどんどん生まれてきてしまいます。

生まれた子猫ちゃんが過ごしやすい環境であれば、あっという間に大人になり、

またたくさんの子猫ちゃんが生まれてきます。

たしかに、ごはんをたくさん食べることができない野良猫ちゃんは「かわいそう」に見えるかもしれません。

ですが、「その先」まで考えてみると、子猫ちゃんたちがどんどん増え、

若さゆえに道路に飛び出して事故にあったり、

地域内に猫ちゃんが増えれば感染症も蔓延しやすく、猫風邪をひいて衰弱する野良猫ちゃんも多くなるかもしれません。

そうすれば不幸な猫ちゃんを増やしてしまうことになるかもしれないのです。

また、食料の問題だけでなく、子猫ちゃんを増やさない1つの手段として避妊・去勢手術があります。

これ以上、過剰に猫ちゃんが増えるのは…とお考えの方は、当院までご相談くださいね。

目の前にいる子が「かわいそう」と思える優しい心があるからこそ、

その先のこれからの未来の猫ちゃんたちの事も、今一度考えて頂けたら幸いです。

 

なんだか難しいお話になってしまいましたが、病院には天使のような寝顔で寝ている子猫ちゃんたちが

新しい家族を心待ちにしています♪当院に受診したことがない方でも、大歓迎です♡

お気軽にご連絡してくださいね!スタッフ一同、心よりお待ちしております!