自由に歩けるよ!
今まで普通に歩いていた子が、
突然、歩けなくなってしまう…。
走り回る姿を見ていると考えられないことですが、
さまざまな病気でそうなってしまうことがあります。
その病気の1つが「椎間板ヘルニア症」です。
よく「ヘルニア」とだけ言われることがありますが、
ヘルニアの本来の意味は「逸脱する」です。
腰のヘルニア、首のヘルニア、おへそのヘルニアなど
じつはたくさんあるんです。
今回は腰の神経に深く関係している「椎間板ヘルニア」によって
突然歩けなくなってしまった子のお話です。
その子はトイ・プードルの7歳の男の子。
まだまだ元気いっぱいで、遊ぶのが大好きです。
ある日いつも通り1時間ほどお散歩を楽しみ、
飼い主さんはお買い物へ出かけました。
帰宅すると、その子はすでに後ろ足がよろつき
上手く歩けない状態になっていました。
急いで病院へ連れて行き、治療を行っていますが
今日現在、まだ歩けるようにはなっていません。
ですが家族がいつまでも歩けないことを悲しんでいても
ワンちゃん自身は食欲もあって元気もいっぱい!!
そこで車いすのお話をさせていただきました(*^_^*)
車いすと聞くと「一生歩けないんだ…」と
マイナスなイメージで受け取られてしまうこともありますが、
歩く刺激を与えることでリハビリの一環としても
取り入れられており、プラスの効果も期待できます。
ご家族にお話をしたところ、なんと早速車いすで来院してくれました!
それもお父さんの手作りの車いすで!!!
まるで既製品のようです!カバーも暖かそう♪ お外を眺めたり… お母さんについて行ったり
モフと遊んだり♫
自分の意志で自由に楽しそうに歩き回る姿を見て
ご家族も私たちスタッフも明るい笑顔になっていました。
やっぱり自由に歩けると楽しいね(*^_^*)♪
佐