猫のウールサッキング

ウールサッキングという言葉を聞いたことありますか?

ウール「羊毛」、サッキング「しゃぶる」という意味で、

毛布などの布製品や、ぬいぐるみ、ビニール袋、段ボール

などをしゃっぶたり、かじったりする行動のことを言います。

かじるだけでなくそのまま引きちぎって、飲み込んでしまうこともあり、

吐いたり、うんちと一緒にでてくることもありますが、

そのままお腹の中に残っていると、腸閉塞を起しまい、

その場合は全身麻酔をかけ、手術して取り出さなければなりません。

この前も毛布を食べてしまった子と、おもちゃの部品を

食べてしまった子がいて、手術になってしまいました。

ウールサッキングの原因ははっきり分かっていないようですが、

子猫の時に、はやく親猫とはなされた猫に多かったり、

ストレスや、不安を感じるとやってしまう子もいるようです。

なので、対策としてかじってしまう物、おもちゃや、

ぬいぐるみなどを猫の手が届かないところに隠したり、

気を紛らわせるために10分程度、複数回遊んであげることも大切です。

転がすとご飯がでてくるおもちゃや、

電動で動くおもちゃを使うのも効果的です。

お留守番中や就寝時など、どうしても見てられない時は、

2、3段の大きめのケージにいれてもらう方法もあります。

もし、誤食や誤飲などをして嘔吐をくりかえしていたら、

すぐにお電話してください。

御代田町 あさま動物病院は
★ 御代田町 軽井沢町 佐久市 小諸市 上田市 東御市 長野原町エリアの動物病院です ★
TEL 0267-32-6454

ささ