小さな命
7月27日、台風の接近で開催が心配された龍神祭りですが、
無事開催でき関係者の方も胸をなで下ろされたのではないでしょうか。
(昨年は台風接近により中止を余儀なくされた。)
さて、お祭りの翌日中学生の息子が学校のボランティア活動として
龍神公園のゴミ拾いに参加した際に沢山のゴミと一緒に金魚の入ったビニール袋も見つかり、
欲しい人がいなかったとのことで家へ持ち帰ってきました。
祭りの日に小学生の娘が金魚すくいをした金魚がいたので一緒に飼うことにしましたが、
娘に聞くと出店には、キャッチアンドリリースと書いてあったとのこと、
すくった金魚を持ち帰らなくてもいいということです。
祭りの晩、部活から帰宅した高校生の息子が将来金魚すくいなくなるかもね。
と、何故と聞くと祭りの後に金魚の入った袋がたくさん捨てられることが
多くなっているからだってと話してくれました。
すくった金魚のために水槽や餌を買って、育てることをめんどくさいと思うのかなぁ、
それをしても死んでしまうことが多いからそれが嫌なのかなぁ、子供達と話し合いました。
自分ですくった金魚、喜んで袋に入れてもらったでしょうに何故置いていってしまったのか、
もし子供がしたのなら、何故そうしたのでしょうか?
小さな命のこと子供さんと一緒にお父さんとお母さんも考えてみてください。
あさま動物病院
原 浩太郎